■クロオオアリとムネアカオオアリ飼育日記③■

お久しぶりです、最近忙しかったので更新してませんでした。反省

さて、今日は5月に捕獲した「クロオオアリ」の近況報告です

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こちらが現在石膏ケースにて飼育しているクロオオの女王です。写真の解像度が悪いので見辛いと思いますが卵の中に幼虫の内臓と思わしき黒い粒が見えます さらに上から見てみると太くて英語の””の形の幼虫が2匹ほどみえました。

カブトムシで言うと三齢幼虫位ですかね? 他にも小さいながらしましまの模様が見える幼虫が4匹ほどいます。石膏ケースで飼育してるほうは、特に問題なく育っている様です。

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こちらがアクリルケースで飼育しているクロオオアリです。アクリルケースは湿度の管理が非常に楽ですが、ワーカーが育ってない状況で使う場合餌を与えるのに難儀します。こちらは、卵の数こそ石膏ケースより少ないですが、女王アリの腹部に注目してみると栄養?と思わしき体液でパンパンに膨れています。初期の頃と比べても黄色っぽい体液が筋となって腹部に紋様の様になっています。特に餌を大量に与えているわけでもないので、噂に聞く幼虫を育てる際。翅を動かす筋肉を消化して栄養にして与えるという状態なんでしょうか? けれど脱翅の部分が小さくなってる訳でもないのでアントサプリで得た栄養を貯めているのでしょうか?まだわかりませんが、どちらも無事に幼虫の飼育が出来ているようです。

 

ムネアカオオアリについてですが、現在もまだ卵がそのまま幼虫になっておらずクロオオと比べてやや遅い感じです。女王アリが世話をして卵を舐めている動作から察するに

卵が死んでいる訳では無いと重います。元々朽木に営巣する種なので試験管での状態が悪いのかもしれません。特に湿度の管理が難儀で、気を抜くと直ぐにピンク色のカビと思わしき物が生えてきて脱脂綿やティッシュを取り出すのに一苦労です。カビが原因で育成が上手くいっていないなら自作の石膏ケースがまだ2個ほどあるので移すということも考えたほうがいいのかもしれません。