■クロオオアリとムネアカオオアリ飼育日記②■

今回は、捕獲したクロオオアリムネアカオオアリの経過二日目です。

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こちらが、ネットで買った餌場付きアクリルケースで飼育しているクロオオアリの女王です。

卵の数が最初4個位だったのが確認出来るだけで15個程に増えています。

順調に増えているのがわかります、最初ケツが少しビロード色っぽく見えたのでクロヤマかなとか思っていましたが卵の色が白色でなく、オレンジっぽいのでクロオオアリだなと思いました。

まだ幼虫として産まれた個体がいないのでやる事が無いのか、一日中卵を顎と触覚でペシペシ叩いてばかりです。

アリの飼育が始めてなので何の意味があるのか判りませんが・・・

孵化でも促しているのでしょうか?

と言うか何分初めてなので卵の色ぐらいでしか種類の判別が出来ませんでした。

アクリルケースの個体は、100均の昆虫ゼリーを給餌しました。

こちらは餌場の方に糞と思わしき黒い極小の石の様なものが落ちていました。

一週間程度経過していますが、今のところカビが生えたりしてはいないのでそのまま放置しています。

容器からゼリーが減っているので揮発したか食べてくれているかのどちらかだと思います。 

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写真を撮る瞬間に動いてしまって写真がぶれてしまいましたが・・・・

こちらが、現在石膏ケースで飼育している同じくクロオオアリの女王と思われる個体です。

こちらも同じく近所の山にて有翅状態で捕獲後、脱翅した固体ですがこちらの方は

某アリの通販サイトで購入した「アントサプリ」を一回給餌しました。

心無しか石膏ケースの方が体が大きい気がします。

石膏ケースの方は、糞と思わしきものは確認出来ていないのでまだそれほど食べいないのかもしれません。

もしくは、アントサプリを一回与えて二日目ほどで撤去して掃除したので摂食をそれほどしていない可能性も考えられます。

2匹とも名前がまだ無いのでいずれ名前を付けて管理していきたいなと思います。

 

ムネアカオオアリの方は、特に卵の数に変化が無い上試験管での飼育管理なので写真を撮る際、コロコロ転がってしまいあまり撮影しないほうがいいかなと思い今回写真はありません。変化と言うと少しケツの赤みが心無しか増えたかな程度です。

 

今のところ、3匹の女王とも「卵食」と言われる自分で産んだ卵を餌として食べる状態ではなさそうです。最初に生まれたワーカー(働きアリ)が臆病すぎて狩りを行わず餌が女王アリまで届かない等の問題がコロニー内で発生した場合に起こりうる問題らしく防ぐ方法を調べてみましたが解決法という物があまり見つかりませんでした。

卵食が起こらないように祈るしかないですね。